こころと会話
はじめの一歩
「こころと会話」は、転移乳がんと
診断されて間もないあなたが、
あなたらしい心の持ちようでこれから
の暮らしを考えていけるよう、
少しでもサポートできればという
思いから生まれました。
この気持ちを
どう落ち着かせればいいの?
周囲の人とどう向き合えばいいの?
こうした疑問への対処法は本当に
人それぞれで、唯一の正解は
ありません。
ただ考えを整理し、
自分にとって大切なものを
明らかにする時間を持つことは、
今後、あなたがよりよい選択をする
ために役立つと思います。
このコンテンツでは、
「自分との向き合いかた」
「医療スタッフとの向き合いかた」
「ご家族や周りの人との向き合いかた」
という3つのテーマを設け、患者さん
の多くが抱く疑問を取り上げています。
そしてそれぞれの疑問に対して、
転移乳がんに深く関わる医師・
看護師・患者団体のみなさんに、
心の持ちようを探るためのヒントを
話してもらいました。
自分との
向き合いかた
医療スタッフとの
向き合いかた
ご家族や周りの
人との
向き合いかた
これらのヒントはひとつの参考です。
病気に関する疑問や悩みを抱いた
ときは、担当医に相談しながら
進めましょう。
ここで紹介する内容を
通して、あなたが今までの暮らしを
守ることにつながれば幸いです。
こころと会話
患者さんの疑問と、
専門家からのメッセージを見る
スタート
「こころと会話」
監修メンバーの皆様
清水 千佳子先生
東京医科歯科大学医学部医学科、
東京医科歯科大学大学院卒業。
国立がん研究センター
中央病院乳腺・腫瘍内科医員
を
経て、2012年より同 医長を
務める。
現在は、国立国際医療研究
センター
病院 がん総合診療センター
副センター長。
熊谷 靖代さん
千葉大学大学院看護学研究科
博士前期課程修了。
聖路加国際病院、国立がんセンター
中央病院などを経て、
現在はがん看護専門看護師として
野村訪問看護ステーションに勤務。
キャンサー・
ソリューションズ株式会社
スタッフのみなさん
患者さん・ご家族と、
社会や医療の間を近づけ、
がんになっても安心して暮らせる
社会を目指して設立された、
がん体験者が働く株式会社です。